2022年に最も再生されたチャンネルや動画を発表!インフルエンサーパワーランキング by BitStar

YouTubeやTikTokをはじめとするクリエイター支援事業・コンテンツ制作事業を展開する株式会社BitStar(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員CEO:渡邉拓、以下BitStar)は、独自の分析ツール「IPR(インフルエンサーパワーランキング)」のデータに基づき、2022年に活躍した動画クリエイターや動画チャンネルのランキングを発表いたします。

発表するランキングは以下の通りです。

  1. チャンネル総再生数ランキング
  2. 動画再生数ランキング(ショート動画を除く)
  3. 新規開設チャンネルランキング
  4. タイアップ動画ランキング
  5. ショート動画ランキング

BitStarが独自開発する「IPR」では、YouTube・Instagram・TikTokを中心に50万人以上のインフルエンサーデータを保有しております。TikTokにつきましては、近日登録者の想定男女比や想定年齢比を実装予定です。

本リリースではTOP10、20のみを公開していますが、IPRではTOP100までのランキングの公開を予定しています。ぜひこの機会にご登録ください。

IPR:https://ipr.bitstar.tokyo/

1.チャンネル総再生数ランキング
2022年1月1日-11月25日にYouTubeに投稿された動画において、同期間に多く再生されたチャンネルのランキングです。 

【チャンネル総再生数 TOP20】
1位 56億5732万回 ISSEI / いっせい
2位 47億9146万回 Sagawa /さがわ
3位 37億2871万回 M2DK.マツダ家の日常
4位 35億1996万回 Bayashi TV
5位 20億7310万回 Junya.じゅんや
6位 8億9086万回 Magician Shin!
7位 8億8032万回 東海オンエア
8位 7億3651万回 Fischer’s-フィッシャーズ-
9位 6億8362万回 スクワッド
10位 6億6466万回 コムドット
11位 6億3908万回 ばんばんざい
12位 6億3729万回 内山さんの日常 (Everyday Uchiyamasan)
13位 6億2471万回 岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】
14位 6億1783万回 ほーみーず
15位 5億7220万回 HikakinTV
16位 5億6359万回 桐崎栄二.きりざきえいじ
17位 5億5611万回 【公認】ゆるっとmikuruチャンネル【朝倉未来】
18位 5億0617万回 村上チハヤのイケボチャンネル
19位 4億8043万回 ウエスP -Mr Uekusa- Wes-P
20位 4億7701万回 スカイピース

■インフルエンサー・アナリスト大山純平による分析とコメント(敬称略)

インフルエンサー・アナリスト
大山 純平

上智大学経済学部経営学科を卒業後、株式会社allfuzに入社。タレント/アーティスト、映画/アニメなどの幅広いエンタテインメントコンテンツを活用したプロモーションプランを提案。出向先の株式会社電通にてメディアバイイングからイベント制作等を担当。株式会社マッキャンエリクソンにて大手メーカーのメディアプランニング担当を経て、2021年6月、BitStarに入社。マーケティングソリューション本部にてIPR事業責任者に従事。

第1位 ISSEI / いっせい
大山:2022年の総再生数ランキングで1位を獲得したのは「ISSEI / いっせい」で、2022年に1億回再生超えした動画は9本。年間の投稿本数はショート動画勢の中ではそこまで多い方ではなく1,000本強なので、1本あたりのパフォーマンスの高さがうかがえます。2021年の総再生数ランキングで1位だった「Junya.じゅんや」は約27億再生でしたので、昨年とダブルスコアをつけ、日本人クリエイターのグローバルな活躍を象徴する結果となりました。 

第2位 Sagawa / さがわ
大山:1位と僅差ではありましたが、「Sagawa / さがわ」が2位にランクイン。注目すべきは登録者数が1,470万人(11月26日時点)という点。2022年中で倍以上にも増やしています。コメント欄ではファンも登録者数の伸びに驚いており、“ネクスト Junya.じゅんや”と称されることもあるようです。

第3位 M2DK.マツダ家の日常
大山:3位には「マツダ家の日常」がランクイン。今やショート動画コンサルタントとして他社コンテンツの制作も請け負うクリエイター集団となりましたが、その実績はお墨つきです。登場キャラクターもどんどん増え、コンテンツの幅広さも見せつけています。

「チャンネル総再生数ランキング」総括
大山:2021年に引き続き、2022年はショート動画クリエイターが高い壁を維持し続けた結果となりました。総再生数では、年間10億回が1つの目安にもなるかもしれません。

ショート動画クリエイターはグローバルで数字を伸ばしている傾向がありますが、12位にランクインした「内山さんの日常」は日本語率が高い結果となっています。音楽にのせて軽快にキャラクターに変身する動画や、シチュエーションコントのような動画はグローバルでバズる法則に乗っていますが、動画タイトルは日本語が中心で、コメント欄も他ショート動画クリエイターよりも日本語率が高いのが特徴です。

今後はショート動画もだんだんと国内需要にチューニングしていく方向性も出てくるのではと推測されます。

2.動画再生数ランキング
2022年1月1日-11月25日にYouTubeに投稿された、ショート動画(YouTube Shorts)を除く動画1本あたりの再生数のランキングです。

【動画再生数ランキング TOP10】
1位 1億1281万回 SEKAI NO OWARI「Habit」
2位 9199万回 【Ado】新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)
3位 6971万回 Official髭男dism – Mixed Nuts [Official Video]
4位 6685万回 King Gnu – 逆夢
5位 4956万回 ブックオフTVCM「好きなのあるじゃん!寺田心さん店内ライブ」篇
6位 4700万回 ヒグチアイ / 悪魔の子 (アニメスペシャルVer.) | Ai Higuchi “Akuma no Ko” Anime Special Ver.
7位 4698万回 Snow Man「ブラザービート」Music Video
8位 4639万回 95%のオーダーを時間内に配達 次の予定があっても大丈夫篇 15′ |Uber Eats
9位 4589万回 Stray Kids 『CIRCUS』 Music Video
10位 4424万回 JO1|’SuperCali’ Official MV
11位 4391万回 TWICE 「Celebrate」 Music Video
12位 4151万回 【Ado】Tot Musica(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
13位 4147万回 アドマイヤジャパン withYogibo 普段の使い方篇 15秒
14位 4117万回 安達祐実さん&芦田愛菜さん  今夜、私が頂くのは… 読書篇 15″ |Uber Eats
15位 4103万回 【Ado】逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
16位 3986万回 『チェンソーマン』ノンクレジットオープニング / CHAINSAW MAN  Opening│米津玄師 「KICK BACK」/MAPPA CHANNEL
17位 3727万回 米津玄師  – M八七  Kenshi Yonezu – M87
18位 3699万回 【Ado】ウタカタララバイ(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
19位 3586万回 WEB限定CM「部屋探し」篇/アコム公式チャンネル
20位 3566万回 「魔王が人間界にやってきて最初にやったこと」(R18)/ペアーズ 恋活・婚活マッチングアプリ

第1位 SEKAI NO OWARI「Habit」
大山:ショート動画以外での動画再生数ランキングで1位に輝いたのはSEKAI NO OWARIの「Habit」。独特なダンスがSNSで話題をよび、「HIKAKIN TV」とのコラボレーションで人気が加速し、さらなるUGC(ユーザー生成コンテンツ)を生みました。2022年上半期ランキングでは2位だったので、年間を通じて継続的に視聴されることで回数を重ねていったことがわかります。

第2位 【Ado】新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)
大山:2位には2022年興行収入180億円、観客動員数1,300万人を達成した映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌である「新時代」がランクイン。Adoは、キャラクター・ウタとして紅白歌合戦の出場も見据えており、10月には全米本格進出も打ち出しています。今後、よりグローバルなコンテンツが投稿されることも期待できるでしょう。

第3位 Official髭男dism – Mixed Nuts [Official Video]
大山:3位は、TVアニメ『SPY×FAMILY』のOP主題歌「ミックスナッツ」がランクイン。4月公開の楽曲で、2022年上半期ランキングでは5位だったものの、継続的に視聴され続け2022年総括ランキングでは順位を上げてきました。

「動画再生数ランキング」総括
大山:TOP10のうちMVが8つランクインしましたが、TOP20を見ても14つはMVで、その中でも9つがアニメ主題歌となりました。アニメファンが原作を見ながらMVで振り返る、またアニメを見る、というループが出来上がっています。特に16位のMAPPA CHANNELの「チェンソーマン」は、OP映像のみの1分半ほどを抜粋したもので、アニメファンの熱量の高さを表しています。YouTube Premiumの登録者数も増加傾向にあり、オフライン保存の上でバックグラウンド再生しているものと推察されます。

3.新規開設チャンネルランキング
2022年1月1日-11月25日に新しく開設されたYouTubeチャンネル(現在運用中のチャンネル)の、同期間内での登録者数のランキングです。


【新規開設チャンネルランキング TOP20】

1位 169万人 壱百満天原サロメ / Hyakumantenbara Salome
2位 84.1万人 みけねこch
3位 79.1万人 にこちゃん放送局
4位 75.5万人 HANYU YUZURU
5位 57.9万人 リンリン共和国
6位 55.4万人 ジャニーズWEST
7位 52.2万人 KinKi Kids
8位 50.0万人 【公式】ゲームセンターCX 20th チャンネル
9位 49.8万人 Hey! Say! JUMP
9位 49.8万人 大学生ズの恋。【アニメ】
11位 47.0万人 桜井政博のゲーム作るには
12位 43.3万人 【公式】落合博満のオレ流チャンネル
13位 36.1万人 くぼたび / ホテルとスポット紹介
14位 35.3万人 ホームレスが大富豪になるまで。
15位 35.0万人 葛西美空のYouTubeチャンネル
16位 31.9万人 アニメ『夜は猫といっしょ』チャンネル
17位 28.6万人 猫汰つな / Nekota Tsuna
18位 28.0万人 【Shorts】Kevin’s English Room
19位 25.4万人 うすこ / Usuko
20位 24.2万人 【日本温泉女子】湯女ゆな @Japanes_onsen


第1位 壱百満天原サロメ / Hyakumantenbara Salome
大山:1位は2022年5月18日に初動画が投稿された「壱百満天原サロメ」がランクイン。投稿本数は年間で15本と月に2本のペースですが、ゲーム実況や「歌ってみた」で安定的な人気を保持しています。10月には日清食品とのタイアップも実施し、YouTubeだけではなくTVCMにも出演し食レポをするなど幅広い活躍を見せました。

第2位 みけねこch
大山:2月22日に開設した「みけねこch」が2位にランクイン。ライブ配信の頻度は低いものの登録者を離しません。ハロウィンの配信ではコメント欄もグローバルなコメントが多く、幅広いファン層が見受けられました。

第3位 にこちゃん放送局
大山:1月6日に開設したYouTuber「平成フラミンゴ」のメンバーNICOのソロチャンネルがランクイン。2ヶ月に1本ほどの投稿頻度ですが、安定的に100万回再生を超え、飾らない姿が同世代の女性に支持されています。

4.タイアップ動画ランキング
2022年1月1日-11月25日に投稿されたタイアップ動画(広告コンテンツ)で、同期間に多く再生されたランキングです。

【タイアップ動画ランキング TOP10】
1位 5609万回 SHEIN/ZOETOP Business Co., Limited
2位 3416万回 nosh(ナッシュ)/ナッシュ株式会社
3位 3329万回 スーパードライ/アサヒビール株式会社
4位 2613万回 メンズクリア(メンズ脱毛・ヒゲ脱毛)/株式会社クリア
5位 2475万回 荒野行動/NetEase Games/網易娯楽株式会社
6位 2035万回 eFootball™ 2022/株式会社コナミデジタルエンタテインメント / KONAMI
7位 1487万回 VT Cosmetics/株式会社VT Japan
8位 1323万回 モバイル版ウイニングイレブン/株式会社コナミデジタルエンタテインメント / KONAMI
9位 1305万回 Dead by Daylight Mobile/ NetEase Games/網易娯楽株式会社
10位 1261万回 Apex Legends/SPONSORED BY EA

第1位 SHEIN(ZOETOP Business Co., Limited)
大山:2022年上半期ランキングで2位、7-9月ランキングで1位だったSHEINがそのままの勢いをキープし、年間で1位に輝きました。引き続きライフスタイル系・エンタメ系・美容系・カップル系など幅広いジャンルのクリエイターを起用し、約550本のタイアップ動画を投稿。再生数だけを見ても、1000回程度〜300万回の幅広いクリエイターを網羅し、傾向値を観察していることがうかがえます。2022年の結果を以って、2023年以降の施策動向も引き続き要チェックです。

第2位 nosh(ナッシュ株式会社)
大山:2位は食事宅配サービスのnoshがランクイン。約200本のタイアップ動画を投稿しています。引き続き、単発ではなくクリエイターとの継続的なタッグが印象的。加えて、VTuberとのタイアップでは抽選でクリエイターの描き下ろしイラストをプレゼントするなど、キャンペーンと絡めることでエンゲージメントを上げる仕掛けが多く見られました。

第3位 スーパードライ(アサヒビール株式会社)
大山:3位はスーパードライがランクイン。ショート動画を中心にさまざまなクリエイターを起用しています。特に「きまぐれクック」は、タイアップ以前より動画内でスーパードライを「銀色のやつ」と繰り返し紹介していたため、視聴者も違和感なく受け入れることができ、再生数を落とすことなくキープしています。クリエイターと企業の想いがうまくマッチしたお手本のようなケースです。

5.ショート動画ランキング
1分以内のショート動画「YouTube Shorts」の再生数ランキング。2022年1月1日-11月25日に投稿されたショート動画で、同期間に多く再生されたランキングです。

ショート動画ランキング 総括
大山:年間でショート動画ランキングを観察すると、「ISSEI / いっせい」が上位を独占。1位の動画はなんと3.6億回を超え、いいね数も1,300万超え、コメント欄でも通例より日本語の応援コメントが多く見られました。

また、TOP10にはランクインしていませんが、企業系チャンネルで1億回達成しているのが大京警備保障株式会社の「社長にいっっぱい国旗冷えピタ投げちゃった」のショート動画があります。国旗に準えてなのか、コメント欄は各国のコメントで溢れている状態。IPRで分析すると、このショート動画をきっかけにチャンネル登録者数は月15万人ペースで増えており、まもなく100万人に届きそうです。2022年企業ショート動画部門では、特に話題になったトピックスでした。

■「IPR(インフルエンサーパワーランキング)」について

黒い背景に白い文字がある

低い精度で自動的に生成された説明

BitStarでは、独自の分析ツール「Influencer Power Ranking(IPR)」にて50万人以上のインフルエンサーデータを収集・解析することが可能です。ビッグデータを活用し、YouTubeやTikTok、Instagramにおける企業さまのマーケティングのサポートを行っています。今回の調査結果を含めてさまざまなデータを保有していますので、お気軽にお問い合わせください。

▼お問い合わせ先
株式会社BitStar IPR営業担当
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IPR:https://ipr.bitstar.tokyo/
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設立:2014年7月
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・クリエイターエージェント「BitStar Agent」:https://bitstar.tokyo
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